ヘテロモザイクとクラシック モザイク・シブリング
11月7日脱嚢のクラシックとモザイクの女の子の双子ちゃん。
クラシックちゃんの方は今日両目が開いているのを確認しました(*^^*)
タイトルの『シブリング(sibling)』っていうのは、英語で兄弟とか姉妹という意味で、優性遺伝から生まれたノーマル(スタンダード)という意味。
「この子はノーマルだけど、親や兄弟にはモザイクがいますよー」
っていうお知らせです。
モザイクから生まれたけど、モザイクの遺伝子を引き継いでいませんってことです。
なんでわざわざ書いたかと言うと、「○○シブリング」ってカッコイーから付けとこう、っていう・・・あ、スイマセン。
他の生き物ではシブリングだといろいろ良いこともあるみたいですヨ。
ヘテロと同じような感じ?と思われるかもしれませんが、シブリングとヘテロはまったく意味が違います。
ヘテロっていうのは、2本の染色体上の遺伝子変異が2つそろっている状態のホモに対して、その遺伝子変異が1つしかないことを表します。
なので、モザイクなどの優性遺伝でももちろん”ヘテロ”は存在します。
ノーマルとモザイクの両親から生まれたモザイクの子供は、ヘテロモザイクとなります。
で、このとき生まれたノーマルの子供が、クラシック モザイク・ジブリングとなります。
モザイクの場合、ヘテロとジブリングの違いはこんな感じ。
・ヘテロ : モザイクに見える/ノーマルとの交配でモザイクを産む
・シブリング : モザイクに見えない/ノーマルとの交配でモザイクを産まない
今回のモザイクのベビーは、モザイクパパとクラシックママから生まれて、パパからだけモザイク遺伝子を引きついたヘテロモザイクです。
でもしっかりモザイクに「見える」でしょう~♪
この「見える」っていうのが人間の主観になってしまうので、顔が白っぽいしモザイクが生まれる親から生まれてるしもしかしたらモザイクかも~みたいな微妙な場合に便利に使えるのがシブリング。
あ、でもこのクラシックちゃんはモザイクかも~な感じはないデス。
ただただややこしくするだけだし、わたし自身も書いてて勘違いしそうなのでもう使うのやめます(*ω*)
Posted on: 2014年11月18日, by : ひみる