CREMEINO
クリミノについての話題
スーパーホワイトフェイスを考察
アメンバーさん限定で書いたやつはきっちりまとまってなかったので、後半を修正してとりあえず公開。
Super[súːpɚ] : すごい,極上の,過度の,素晴らしい,特別な
スーパーと聞いてわたしが最初に思い浮かぶのは「スーパーマン」です。
スーパーマン[Super Man]=すごい人→ヒーロー ってことですよね。
この「スーパー」って言葉が曲者でして、レオパの品種名に良く出てきます。
・スーパーマックスノー
・スーパージャイアント
他には
・スーパーハイポメラニスティック
・スーパーギャラクシー
とか。
上の2つと下の2つでは「スーパー」の持つ意味が少し違います。
スーパーを冠することが多いスノーとジャイアント。
この2つは遺伝子上のスノー因子やジャイアント因子が2つそろっています、ホモ接合体です、ダブルファクターですって意味で使われています。
・・・ジャイアントに関しては本当に共優性なのかどうかってことはとりあえず今は置いときましょう。
一方でハイポメラニスティックはスノーのように1つの因子で構成されていないのでヘテロもホモも言い表せないわけで、ピグメントが極端に少ない、ハイポのより上の特別なハイポ!って意味でスーパー(ちょースゲー!)が使われます。
スーパーハイポは定義があるみたいですが、きちんと調べてないのでにごします。
スーパーギャラクシーはなんでスーパー付いてるかは良く分からないですが。
すげー!きれー!的な意味?カナ?
あ、スーパーラプターとかスーパーレーダーとかのスーパーはスーパースノーの略です。
略されてるととってもややこしい。
レオパの中のスーパーはこんな感じ。
で、次がフクロモモンガの中のスーパーについて。
フクモモの品種の中で使われるスーパーで代表的なのが「スーパーホワイトフェイス」かなーと思います。
「スーパーホワイトフェイス」に関して尋ねられることが多いので、自分的考察をとりあえずまとめ。
ホワイトフェイス因子は、上のレオパで言うところのスノーではない・・・というか、こちらもまた単純優性ではないっぽい。
いろんなところのブリード結果を拝見してると。
WF遺伝子は、優性遺伝とされています。
なのでこれがヘテロであろうがホモであろうが、見た目は顔の白いフクロモモンガ=ホワイトフェイスが生まれるってことになります。
確立上で言えば、
ヘテロWFの場合、クラシックと交配した際に生まれる子供は半分がWF(ヘテロ)で残り半分がクラシック。
ホモWFの場合、クラシックと交配した際に生まれる子供はみんなWF(ヘテロ)。
ヘテロWF同士の交配の場合生まれる子供は、4分の1でWF(ホモ)、4分の2がWF(ヘテロ)、残り4分の1がクラシック。
ホモWFとヘテロWFの交配の場合生まれる子供は、2分の1でWF(ホモ)、残り2分の1でWF(ヘテロ)。
ホモWF同士の交配の場合生まれる子供は、すべてWF(ホモ)。
なので、このWF(ホモ)=スーパーホワイトフェイス(仮)は何と交配してもWF遺伝子を子供に受け継がせることができる ということになります。
ですが、なかなか”WFしか生まない”「ホモWF」がいないんですよね。
本当ならマックスノーとスーパーマックスノーくらいの割合でいてもいいはずのものなんですよ、計算上は。(便利な言葉)
まあそれで、ホワイトフェイスはふつーの優性遺伝及び共優性遺伝ではないのではないか と考えているわけデス。
ってことで、ホワイトフェイスは今ちょびっと流行りのポリジェネティック(多因子性遺伝)なんじゃないの?と考えています。
※もしくは、WF遺伝子のホモ接合が致死遺伝子であるのかのどっちかかな。(致死遺伝子についてはマウスの優性Y遺伝子がおなじみ。)
ポリジェネで「スーパー」を使うとなると、明確な基準がないとどれもこれもスーパーと言えてしまいます。
ってことで、「これぞ!スーパーホワイトフェイスだ!」ってWF目指して頑張ります。
この子は私の基準だとSPWFではありません。
でも可愛さはスーパー(*´ω`*)@バ飼い主
WF/ルビーレイの交配表
ホワイトフェイス 100%ヘテロ クリミノ・リューシスティック♂くん。(100%のヘテロのときは無表記にしてたら、「何%ですか?」ってお問い合わせ多いから表記します。)
クリミノ・リューシスティックなので、所謂ヘテロ ルビーレイってことになります。
少し前はちょいちょい見かけたこのヘテロの組み合わせですが、最近はあんまり見つけられません。
探し物はなんですか~見つけにくいものですか~♪
Rプロペアからの子だし、お顔が可愛いから残留で・・・と思ってたんですがもう1組からのベビーと性別の兼ね合いが悪いので、この子は販売予定デス。
問い合わせのときに答えると長くなるから、それぞれのモルフとの交配で何が生まれるかここに書いておくヨ!
繁殖やカラーに興味ない人は読まない方がいいヨ!長いから!
ホワイトフェイス 100%ヘテロクリミノ・リューシとそれぞれの交配。
すべての結果に、あくまで計算上は!って付きます。
高校生時代、数学テストで最高点が36点だった私が計算しましたので、割合に関してはミスがあるかもですが後で発覚しても大目に見ていただける方だけどーぞ。
クリミノ
50% : クリミノ or WF・クリミノ 50%posshetリューシ
50% : クラシック or WF100%hetクリミノ 50%posshetリューシ
リューシ
50% : リューシ or WF・リューシ
50% : クラシック or WF 100%hetリューシ 50%possクリミノ
(それぞれのhetであれば4分の1で劣性ホモ接合)
ルビーレイ
25% : ルビーレイ or WF・ルビーレイ
25% : クリミノ or WF・クリミノ 100%hetリューシ
25% : リューシ or WF・リューシ 100%hetクリミノ
25% : クラシック or WF 100%hetクリミノ・リューシ(ルビーレイ)
(het同士であれば、ルビーレイが16分の1、クリミノとリューシがそれぞれ16分の3、16分の9がクラシックかホワイトフェイス66%posshetルビーレイ)
プラチナ
50% : プラチナ・リューシ 50%posshetクリミノ
50% : クラシック or WF 100%hetプラチナ or リューシ 50%posshetクリミノ
(hetであれば4分の1でプラチナ・リューシ、残り4分の3はクラシックかホワイトフェイス50%posshetプラチナorリューシ、で すべて50%posshetクリミノ)
プラチナ・リューシ
25% : プラチナ・リューシ 50%posshetクリミノ
25% : リューシ 50%possherクリミノ
50% : クラシック or WF 100%hetプラチナ or リューシ 50%posshetクリミノ
(hetプラチナ・リューシは存在しないものと定義しての計算なのでhetは省略。)
アルビノ
100% : クラシック or WF 100%hetアルビノ 50%hetクリミノ・リューシ
モザイク(劣性遺伝子を持たない)
25% : モザイク・ホワイトフェイス
25% : モザイク
25% : ホワイトフェイス
25% : クラシック
ホワイトフェイス(劣性遺伝子を持たない)
75% : ホワイトフェイス
25% : クラシック
クラシック(劣性遺伝子を持たない)
50% : ホワイトフェイス
50% : クラシック
※上記ではプラチナを単純劣性遺伝子と仮定しています。
※またプラチナとリューシが複対立遺伝子であると仮定しています。
※ホワイトフェイスが単純優性遺伝子であると仮定しています。
↑このへんはしっかりパーセンテージ出すための”仮定”ってことで。
計算はは苦手だけどすぐ答えが出るので苦ではないです、でも検証となるとまた違ってくるんですよネ。
ざざざっと書いたので割合とか間違ってるところがありそう・・・だけどめんどくさいので見直しせずに投稿します。
フクロモモンガでもモルフカリキュレーター作りたいけど、データの書き出しだけで腱鞘炎再発しそう。
リューシhetクリミノの場合は?とかクリミノhetプラチナの場合は?とか個別案件があればコメントにでも書いていただければ計算します。
フクロモモンガの2重劣性コンボモルフ
フクロモモンガの劣性遺伝クリミノとリューシスティックがコンボになった【ルビーレイ】についてです。
物好きな層から「ブログに載せて!」と言われてたんですが、説明がメンドクセーってことで後回しにしてました。
いつも通り日本語ムツカシイネー状態なので、分からない点などあればご指摘ください。
お決まりのおさらいから行きますが、今現在確立されているフクロモモンガの遺伝子変異で劣性遺伝するとされているものは以下の4つです。
・アルビノ(白体赤目)
・リューシスティック(白体黒目)
・クリミノ(茶体赤目)
・プラチナ(灰体黒目)
()の中は分かりやすいようにざざっと書いたものなので、特にクリミノとプラチナに関しては流してもらって大丈夫デス。
で、本題なんですがフクロモモンガの劣性品種の内の2つが組み合わさったもののことを2重劣性コンボモルフって呼んでいます。
上の4つの内、リューシスティックとクリミノの変異遺伝子がホモ(2つそろっている)になった状態のことを言います。
クリミノの深紅の瞳と、リューシの白い体ってことで『ルビーレイ』って名前が付いています。
上の●体△目で考えると、白体赤目ってことでアルビノに近い外見をしています。
アルビノのような透き通ったピンクアイじゃなくて、虹彩に色素がまだまだ残っているルビーアイです。
体も、アルビノほど冷たいほどの真っ白!って感じではなくリューシスティックの柔らかめな白です。
でもモザイクほどマットな感じじゃないんだそーです。
わたしはリューシとモザイクの白の違いはイマイチ良く分かりません(*ω*)
目にクリミノの遺伝子が発現して赤目に!体はリューシの遺伝子が!っていう足し算じゃなくて遺伝は(ほぼ)引き算です!
クリミノ+リューシスティック=ルビーレイ
というより
クラシック-(クリミノ+リューシスティック)=ルビーレイ
ってした方が正しい感じ。
目の色味は、リューシスティックの場合ほぼ変化ないですが、クリミノが黒色色素を減少させるのでクリミノっぽい目に。
体の色味は、クリミノが黒色色素を減少させますが、そこからさらにリューシが白くしてしまってるのでクリミノの名残はありません。
目にも体にも、等しくクリミノとリューシの遺伝が発現してますが、どっちかの遺伝子が大きくマイナスなのでどちらか一方しか確認できないという状態。
で、クリミノの目にリューシの体色って表現されます。
この品種の作り方は、クリミノとリューシをかけてその子供をF1とすると、そのF1(クラシック/クリミノ・リューシ)同士をかけて16分の1(6.25%)の確立で生まれる~という良くあるコンボモルフとおんなじです。
16分の1か~と思うかもしれませんが、フクロモモンガの出産は年に2~4回で子供の数は2~8匹。
F1のペアから2年に1回生まれるか生まれないかの確率になります。
ちなみにF1同士から生まれる残りの15匹(93.75%)の確率は、
25% : クラシック/クリミノ・リューシスティック
12.5% : クラシック/クリミノ
12.5% : クラシック/リューシスティック
6.25% : クラシック
12.5% : クリミノ/リューシスティック
6.25% : クリミノ
12.5% : リューシスティック/クリミノ
6.25% : リューシスティック
なので15匹中9匹がクラシック/poss66%クリミノ・リューシで外見ではヘテロクリミノなのかリューシなのか有るのか無いのかは分かりません。
で、残り6匹中3匹ずつがクリミノ/poss66%リューシ、リューシ/poss66%クリミノでヘテロは以下略です。
※計算間違ってたらごめんなさい
2重劣性コンボっていうのは、棘の道すぎる。
そう考えたらレオパの3重劣性コンボ(ディアブロブランコ)とかコーンの4重劣性(ハイポ・アバランチとか)とか神の所業ですネ。
もう「出そうと思って出せるもんじゃねえ」の域。
こういう品種が確立されていて、数万円で購入できるっていうのは本当にブリーダーさま方に感謝しなければいけないなあと思います。
話を戻しますが、F1同士を~については、KT-NEXTさんのブログで図解されてるので見ると良く分かります。
図で見ると、ふ~んってな感じですが劣性遺伝子のコンボモルフは本当に大変なんだよ!ってことをみなさんに知ってもらえればきっとアメリカのブリーダーも浮かばれます。(まだご存命です)
で、そんな棘の道を行くのは嫌なのでWヘテロ同士をかけるんじゃなくてWホモ×Wヘテロにしよう!
ってことで来日してもらったルビーレイちゃんです。
Wホモ×Wヘテロで、16分の1から4分の1にぐっと近づく・・・はずなんです計算上は。
残りの3匹の場合に次世代につなげるための異血クリミノ×リューシペアもできたので、来年は頑張ってくれるといいな~と思ってマス。
フクロモモンガのルビーレイ
「フクロモモンガのクリミノとリューシがWホモになったらどんな見た目?」
という質問をされたので、
『理想形は、目の色がクリミノ(ルビー)・体色がリューシ(ホワイト)』
って答えたのですが、それって普通のアルビノじゃない?と言われました(´`)
確かに、わたしも最初はそう思っていたんです。
わざわざ劣性を2つホモにしてまでアルビノとそんなに見た目が変わらない(だろう)個体をつくる意味って?アルビノと混同しちゃわない?と。
海外では、クリミノ(もしくはアルビノ)とリューシスティックを掛け合わせてどちらの遺伝子もホモになった《ルビーレイ》という混合モルフが作出されています。
もしかしたら日本にももうすでにいるのかもしれませんが、まだ生ではお目にかかったことないデス。
でも見ても気づかない=アルビノだ~で終わっちゃう自信がある。
アルビノの目に比べると暗めの赤だとか体色はうっすらクリームがかっているだろうとか、違いはあるみたいなんですが・・・ぶっちゃけ個体差の範囲内に収まるんじゃないかと・・・。
見た目はアルビノ(aa)だけど、遺伝はクリミノ・リューシ(ccll)ということがとても重要なんだそうな。
フクロモモンガのアルビノというのは、元々突然変異の1匹から始まっているので今いるアルビノの祖先をたどれば1匹にたどり着きます。(理論上は)
なので、アルビノを産む交配というのは血が濃くなってしまいがちなのでイロイロ問題だーと言う。
この場合、赤目にアルビノ使ってればあんまり意味ないような。大人の事情。
白くて赤目のフクロモモンガを産むにはどうしたら良い?
というとこで、クリミノにしなさいよーとか果てはルビーレイという答えにたどりついているみたいです。
まあそれ以前に「ニューカラー!ニューモルフを作出!」というブリーダー側の努力の結晶なわけですが。
ルビーレイは、アルビノよりもクリーンな(インブリード率の低い)白体赤目。
しかも次世代にいろんな品種の子を残せる!というのがミソっぽい。
このルビーレイが日本で広まるかどうかは、アルビノと混同しないことだと思います。
アルビノみたいですよ~と売りだせば、最終的にはアルビノですよ~と伝言ゲーム方式に変化して行ってしまいます。
正直、ルビーレイなんてカッコイイ名前付けずに「クリミノ・リューシ」と書いとけば混同もないのになーと思ってマス。そもそも、劣性Wホモをすべてルビーレイと言っちゃうってそれこそアカンやろー!な事態だと思うんですが。日本ではもうちょい分かりやすく流通しますように。
そんなわけで、我が家のホワイトフェイス ヘテロ ルビーレイ(クリミノ・リューシ)くん。
そんなホワイトフェイス(略)くんの息子。
クラシック possible50% het ルビーレイ(クリミノ・リューシ)くん。
いつか別血統からのルビーレイ(クリミノ・リューシ)ちゃんが来たらお嫁にもらおうネ!







